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サクラの季節

 3月の末からサクラの開花予報が相次ぎ、つい昨年の病院で過ごした季節を思い起こすことになってしまった。日に日に弱って行く妻と何気ない会話を交わしながらも、病院を包み込むような満開のサクラを眺め、散り行く花びらのなかで静かに逝ったのが、フラッシュバックしてしまう。

 この一年、ようやく回りの人たちに助けられながらも一人暮らしに慣れてきたと思っていたのだが、4月に入ってから一周忌の法事とお寺さんによる納骨慰霊祭と続けての行事に追われる中で、再び感情を引き戻されてしまい、何をする気にもならずに薬の助けを借りることになってしまった。

 サクラの季節が終わり、新緑のみどりに癒されることを願いつつ、やっと訪れた衣替えにあわせて妻にまつわる衣類・家具の整理に入るべく心積もりでいる。

 何もかも二人暮らしの当時そのままで過ごしてきたけれど、やはり何処かで思い切ることがないと何時までも引きずってしまうだろう。私も来年は75歳、人生の終焉を考えるには遅きに失しているかも知れないが、せめて孫達の成人を見届けるのが供養かと思う。

# by i.shirai | 2012-04-24 12:29 | 日記 | Trackback | Comments(0) 

多忙ながら春はそこまできている

 3月3日(土) 妻が入院していた六甲病院のホスピス病棟で昨年亡くなった患者の家族会が催された。

 長女と孫娘3人で参加、出席者はお互いに初対面ながら同じ時期に悲しみを共有した連帯感が生まれ、和やかな雰囲気の中でお世話になった医師・看護士さんとの思い出話に時を過ごすことが出来た。
 こうして病院としては残された遺族のケアまで考えての行事に感動した次第。

 3月6日から10日まで友人と共に中国の上海・蘇州・無錫とツアーに行ってきた。

 亡き妻とタイのアユタヤ遺跡を見に行ってから6年ぶりの海外旅行である。
 当分は写真の整理と旅行記を書いて見たいと思っているが、何時になるかはともかくとして、追々にこのブログへ転記出来ればと思っている。

 今日は午後から近くの喫茶店でのミニライブ、題して「早春のボサノバ」、ギターとボーカル、それに聴衆客は20名ばかりの顔馴染、楽しみだ。

# by i.shirai | 2012-03-18 10:33 | 日記 | Trackback | Comments(1) 

3年ぶりのスキー

 自宅まて送迎つきの贅沢なスキー、思い返せば亡妻と日帰りでハチ北スキーに行ってから3年になる。

 高速道路をひた走ること2時間半ばかりでマキノ浜に建つ奥琵琶湖プリンスホテルに到着。
 ここにも思い出は残る。
 湖岸の松林のなかに埋もれるように造られたログハウス風の二階建てのホテル。正面に竹生島が見え、この季節そのむこうから朝日が望まれる。
 以前に来たときは長女夫婦と私ども夫婦の4人でツインの部屋2室だったが今回は妻の変わりに8才になる孫娘と同室となった。

 メインがステーキと言うコースをゆっくりと楽しみながらの夕食、宿泊客も少なく5組程度か。明日の天気予報は雨、不安を抱えながらほどほどの時間に就寝。

 翌朝は予報どおりのしとしと雨、どうしたものかと思案に暮れる大人を見ながら孫娘は全く気にする様子もなくスキーに行くものと思い込んでいる。

 車で10分ばかり、ゴンドラ乗り場に着くと、小雨の中さっさと準備にかかる。
 スキー場はまずまずの混雑で、結局4時間ばかり雨に濡れながら滑ることになった。

 シャーベットのように重い雪に足をとられてさすがに滑りにくい。こんなはずではなかったと思いながらも久しぶりに雪の感触を楽しむことが出来た。

 滑りは、六甲人口スキー場で教室に入り、父親から特訓を受けている孫娘について行くのが精一杯、来年はきっと追い越されて足手まといになりそうな予感がした。

# by i.shirai | 2012-02-27 10:19 | 旅行 | Trackback | Comments(0) 

74歳の誕生日 めでたくもなし

 2月23日、皇太子殿下と同じ日に74回目の誕生日を数えた。
 昨年を思い起こせば妻の病室で知らぬ間に過ぎていた。

 朝から次女のメールがひとつ、訪れる人もなく何となくビデオ等を見ながら過ごし、早めの夕食を支度してひっそりとワインのグラスを傾ける。

 食後の片づけを終えても6時半を過ぎたばかり、いくら何でもこのままお風呂は早すぎるので、思い立って近くのホテルバーへ出かけてみることにした。

 時間が早いせいか、まだ1人も客のいないバーで馴染のバーテンダー2人に迎えられて夜景のきれいなカウンターに座る。

 ボトルキープのウィスキーを飲みながら、途中で誕生祝いにとシャンパンのサービスを受け、ぽつりぽつりとしゃべって過ごすこと2時間ばかり、結局この日は帰るまで客は私1人、最高に贅沢なひと時を過ごしながらも、やはり独り身の寂しさを禁じえない時間のすごし方をしてしまった。

 明日は長女家族が奥琵琶湖まで一泊2日のスキーに連れて行ってくれることになっている。
 

# by i.shirai | 2012-02-26 09:18 | 日記 | Trackback | Comments(0) 

二度目の東京

  2月の10日からまたもや週末にかけて東京へ。
 今回は小学校4年生の音楽会、上の子「中学校」から二週目になるが音楽会は口実で旅に出るのが楽しみで行くことにした。やはり神戸空港からの往復、それにホテルも前回とおなじ二泊のスケジュールで気楽だ。

 金曜日の午後、今回はプールのレッスンがなかったので昼過ぎに出かけ、早めにチェックインを済ませて夕食は娘の家でゆっくりとご馳走になり、早めにホテルへ引き上げて休んだ。
 実は前夜、友人と三宮で遅くまで飲んでいたので多少睡眠不足があり、疲れてもいた。

 翌土曜日、午前中の音楽会だったので早めに出かけ、1年生から6年生までの合唱・器楽演奏と充分に楽しく聞かせていただいた。
 午後、一休みのあと日本でのビアホール発祥と言われる銀座ライオン本店で夕食をと決めてあり、席の予約もしてもらっていたので、ビールを美味しくいただくために2時間ばかり歩いて行くことになった。

 先ずは近くのお台場へ渡るレインボーブリッジを歩いて渡り、ユリカモメに乗って汐留駅まで引き返し鉄道資料館に寄った。「汽笛一声新橋を・・・」で有名な日本の鉄道が初めて走った新橋駅の基礎が保存されてあり、当時のホームの一部も復元されてある。
 これまて何度も東京を訪れながら知らなかった一面を見ることが出来た。

 銀座7丁目のビアホールはもうすぐ近くであった。
 ゆっくりと夕食を楽しんだあと、タクシー2台に分乗して、私は娘の主人と二人でホテル近くの落ち着いた静かなバーでご馳走になった。

 次の日は朝から長男の中学対抗サッカー試合があるとのことで青山1丁目まで出かけ、2時間ばかり見学したあと昼前に別れて羽田経由で夕方には自宅へ帰って来た。

# by i.shirai | 2012-02-15 14:36 | 旅行 | Trackback | Comments(0) 

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